くまたねとは

ぼくを農薬で殺さないで!ハチミツ分けてあげるから。おまけで花粉団子もあげちゃうよ。

「くまもとのタネと食を守る会」は、2019年5月に「主要農作物種子条例化実行委員会」として発足し、同年6月1日に「くまもとのタネと食を守る会」と改称して、県内の団体・個人に協賛をいただく形で、多くの活動を走るように担ってまいりました。協賛をいただいた団体は48団体。勉強会への参加は延べ人数で390名にもなります。

その主な活動は、①地方議会に意見書の提出をもとめる運動、②山田正彦氏、印鑰智哉氏、安田節子氏、宇根豊氏の4人の講師による学習会等の開催、③県議会への請願書の提出等です。その結果、自民党議員団も動き、当初考えていた以上に早いテンポで運動が広がり、2019年12月に熊本県主要農作物種子条例化という成果を勝ち取ることができました。

これをもって、当団体は当初掲げた目標の条例化の役割を終えることとなりました。

しかし、これまで協賛をいただいた多くの団体・個人の皆様と、勉強会を通して共有してきた食の未来をつくる運動は、これからがその真価を問われることになります。
次世代に残す食と農に悔いのない活動を持続するため、熊本の食と農の未来を皆様とともに作っていく会員によって構成される組織として組織として新たなスタートをきりました。

2020年6月

これまでの経緯

2019年
2019年3月「わたしたちのタネと食はどうなる!?」勉強会開催 
(講師:山田正彦氏)
2019年5月主要農作物種子条例化実行委員会発足
2019年6月シンポジウム「主要農作物種子条例をめざして!」開催
(講師:山田正彦氏)
上記実行委員会を「くまもとのタネと食を守る会」へ改称
2019年9月熊本県議会へ「主要農作物種子法廃止に際し、市民の食糧主権と食の安全を守るため、熊本県独自の条例化を求める」請願書提出
2019年11月タネをまもる、いのちをつなぐ ~世界に広がるアグロエコロジーとは~ 勉強会開催
(講師・印鑰智哉(いんやくともや)氏)
2019年12月県議会で主要農作物種子条例制定
2020年
2020年1月「いのちをつむぐタネと安心な食を次世代へ」勉強会開催
(講師:安田節子氏)
2020年2月「ゆたかな暮らしを未来に~農本主義のすすめ~」勉強会開催
(講師:宇根豊氏)
2020年6月新たな体制による「くまもとのタネと食を守る会」発足
2020年6月県選出の国会議員の事務所や農協中央会訪問
2020年7月国会において種苗法改定審議見送り
2020年8月「日本の種を守る~日本の農業と食の安心安全~」勉強会開催
(講師:川田龍平氏)
2020年9月「除草剤グリホサート等 農薬のヒトへの毒性について」勉強会開催
(講師:木村-黒田純子氏)
同日熊本県の学校給食のパンに使う小麦を国産小麦にすることを要望する署名活動キックオフ
2020年11月7日国会での審議前に緊急集会を開催。オンラインによる「たねは誰のもの」上映
2020年11月8日「食品添加物でつくる出汁と、鰹節と昆布でつくる出汁を体感するワークショップ」開催
(講師:上月宗広氏 古閑恵子氏)
2020年11月11日種苗法審議入り
同日「日本の種子を守る会」等が、連日、国会前でのアクションをはじめる
2020年11月17日自由民主党、立憲民主党・社民・無所属、公明党、維新の会、国民民主党の5派共同提案された付帯決議が採択される
2021年
2021年1月1日会員に年賀状にて、種苗法の成立と今後のことを報告
2021年1月12日小麦生産者と学校給食に関する勉強会 於:ママトコキッチン+zoom
2021年1月30日韓国から有機の給食を学ぶ意見交換会(くまもと有機農業推進協議会)に協力
2021年2月6日自家採種をすすめる、熊有研・種苗部主催の「春の種苗交換会」に協力 @七城温泉ドーム 25名参加
2021年2月20日熊本県教育委員会より要望への回答書受領
2021年3月24日「熊本県教育委員会の回答についてのご報告及び提案」賛同団体・個人へ発送作業
2021年3月〜「ゲノム編集などの遺伝子操作をされていない」という自主表示プロジェクトの検討会に参加
2021年5月2日くまたね会員会議&「おしえて!いんやくさん」講演会 
@zoom+会場パレア 100名参加
2021年5月16日〜いんやくさん講演会 youtube配信
2021年7月13日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2021年7月20日熊本県議会議員(⻄聖一県議、磯田毅県議)と学校給食について面談
2021年7月24日全国各地で学校給食を有機・オーガニックにしようと活動する方達とのオンライン交流会で学校給食署名プロジェクト活動報告
2021年7月1日全国学校給食ネットワーク「オーガニック給食マップ」に活動レポート寄稿
2021年7月31日#最近の農薬知ろうよ 連続講座第1回「完璧に白いお米欲しいですか?」
2021年8月21日#最近の農薬知ろうよ 連続講座第2回「特別栽培米(減農薬栽培米)って何ぞや!?」
2021年8月23日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2021年9月12日Denkikanでの「食の安全を守る人々」映画上映でゲノム編集のチラシの配付やタネの配付をおこなう
2021年9月25日#最近の農薬知ろうよ 連続講座第3回「現場ではどうしてる?〜農薬の使い方と認証のシステム〜」
2021年9月26日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2021年10月30日#最近の農薬知ろうよ 連続講座第4回「田んぼに行こう♡実際のお米作りを感じるワンデーTrip」 インスタライブ同時配信
2021年11月13日14日フェアトレードシティ熊本市10周年でタネや学校給食のアピール
2021年11月28日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2021年11月27日県選出の国会議員6名に種子関係と学校給食関係の公開質問状を送付しましたが、回答は0でした。
公開質問状を送付した県選出の国会議員・木原稔氏 ・⻄野太亮氏 ・坂本哲志氏・金子恭之氏 ・馬場成志氏 ・松村祥史氏
2021年12月2日小⻨に関する製粉会社聞き取り⻄聖一県議、磯田毅県議に同行し、意見交換
2021年12月4日〜6日プレイズナディーでの「食の安全を守る人々」映画上映でゲノム編集のチラシの配付やタネの配付をおこなう
2021年12月9日熊本県議会の傍聴 ゲノム編集への問題提起とくまたねが提起した学校給食の有機化、学校給食のパンの小⻨粉を国産・県産に変える要望についての質疑あり
2021年12月12日#最近の農薬知ろうよ 連続講座 課外授業 植物染めで蜜蝋ラップづくりワークショップ
2021年12月14日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2022年
2022年1月15日健軍文化ホールでの「食の安全を守る人々」映画上映でゲノム編集のチラシの配付やタ ネの配付をおこなう
2022年1月27日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2022年2月1日熊本県内45市町村に、ゲノム編集トマト受け取り拒否要望書を届け、17自治体・23部局より回答が届く
2022年2月16日議員との意見交換会zoomで開催 30名の参加
2022年2月19日タネと未来くまもと主催の種苗交換会へ協力
2022年3月21日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2022年3月24日熊本県教育委員会へ「学校給食にグリホサートの残留するパンを使わないで」の署名780筆を追加で提出
2022年4月熊本県の許諾方針とともに、登録品種以外は自家採種やタネの交換は可能という情報を、くまたねのHPやMLで公開した
2022年5月28日考えてみよう タネのこと命のこと〜講演会と種とり人発掘の集い〜
⻑野克也氏講演会 & くまもとのタネ採り人の発掘
 62名参加
「くまもとのタネと食を守る会」と「タネと未来くまもと」との共催

代表

田尻 和子 田尻法律事務所・弁護士
安心で安全な食は命を守る根源です。安全な食のためには、生産者が安心して安全な 作物作りを継続できなければなりません。「種を制するものは世界を制す」といわれる ように種は重要です。国民の安心安全な食糧供給には、国自身が種子・種苗を守っていか なければならないのです。しかし、種子法廃止、種苗法改定は、国が責任を放棄することを意味します。 困るのは生産者だけではありません。安全な食、水、空気を求めるのは生きる権利そのものです。生き る権利を奪いかねない法律は憲法違反といわざるを得ないのです。今を生きるものの責任として、未来 を担う子供たちのために、食にかかわる法律や農薬除草剤、遺伝子組み換えなど、命に関わる問題を考 える人の輪を広げていくことを始めましょう。

副代表・マネージャー・幹事

(あいうえお順)

上田 誠一 (うえだ せいいち)
熊本県農業者連絡会 代表。
植木町でスイカとお米を作っています。 阿曽田さんを殿と言っています。

内田 朋昭(うちだ ともあき)
熊本県有機農業研究会 種苗部・部長。就農して10年目の有機野菜農家で今年から熊本有機農業研究会種苗部部長を務めさせて頂いております。在来種や固定種の種や苗を守り学んで、未来に伝えて行ける活動を頑張って行きたいと思います。

國本 聡子 (くにもと さとこ)
地域に伝わる味・食・技術が消失したら世界は楽しくなくなる。だから私は猫の額の庭で種を蒔いては育てて種を取る暮らしを始めました。 植物染色活動家。丑年。

中里 千恵 (なかざと ちえ)
「人は食べものでできている」ことを自身や家族の体験をとおして実感。それが、環境問題、社会問題、人間の精神世界へとつながっていることを知り、『人は意識によってできている』(人の体と心は、人の意識がつくりだす有形・無形あらゆるすべてのものによってできている)と気付く。
幸せな社会を築くために、今実践できることは何か。伝えるべきことは何か。不器用でも挑んでいきたい。
菊池市の学校給食を考える会代表。

間 司(はざま つかさ)
有機農業の百草園代表、熊本県有機農業研究会種苗部部員。30 年近く種苗交換会という形で在来種、固定種を守る活動を 続けてきました。種取りは農業の営みの一部。それを原則禁止にするという種苗 法の改定に反対!

間 澄子(はざま すみこ) 事務局長兼任
環境省・環境カウンセラー、日本の種子 を守る会・会員、有機農業。国が廃止した種子法を県の条例で守るなんて、素晴らしい体験でした!それをやった皆さんと一緒に、次の一歩を歩めて幸せです。

宮本 千香子(みやもと ちかこ)
たねと未来くまもと事務局。稲作を中心に、在来種固定種野菜の自家採取に取り組む。

山下 初男(やました はつお)
日本ミツバチの飼育を通して、環境問題を考える活動を行っています。変化をいち早く感知するハチは指標動物と言われ、 その激減は、環境破壊へ警鐘を鳴らしています。

吉岡 明日香(よしおか あすか)
主婦。家族の病気発症から、さまざまなモノ・人・体験を通じ対策を考えるように。特に食に対し、草の根活動を楽しみながらゆる~く模索中☆彡

吉田 譲(よしだ ゆずる)
NPO法人秀明自然農法ネットワーク理事、(有)秀明ナチュラルファーム熊本代表。20代の時に体を患い、食の大切さを感じ、人は食べ物で出来ている事を実感。そのことがきっかけとなり、自分達で安全な農作物を作ることを始め、農薬、化学肥料不使用、自家採種(在来種を中心)でお米、野菜等の栽培を30年取り組んでいます。

監事

古荘 洋子(ふるしょう ようこ)
熊本いのちと土を考える会。考える会の消費者として通算40年以上になります。種苗に目覚めたのは、小川町で、長野自然農法研究所の方から、種の不思議さの話しを聞いた時です。その後、長崎の岩崎さんの畑での勉強会で、紅心大根と人参の種の取り方と、そのすばらしさ、又、その時畑一面の小松菜の美しい色、これが有機農業だと感激した事、今だに忘れられません。このすばらしい世界を、おいしさと一緒に、子供達へ繋いでいきたいと考えます。

顧問

長野 克也(ながの かつや)
1955 年熊本県生まれ。東京農業大学出身(農学博士)。東海大学農学部教授(植物遺伝資源学研究室)を2021 年に退職、現在は東海大学農学部非常勤講師を務める。阿蘇の草原保全(環境省)や 恋路島の植生の保護に関する研究(水俣市)、熊本市環境保護地区指定候補地精密調査(熊本市)他多数に携わる。
タネを語らせたら日本一!の、タネを求めて世界を旅する種とり人。
“タネは動けない植物にとっての生き残り戦略”。面白くないはずがない!

個人会員
(順不同/敬称略)

草場 規容子
間 司
間 澄子
福冨 かおる
東 奈津子
中村 綾子
吉岡 明日香
太田黒 公英
宮本 千香子
國本 聡子
山下 初男
平岡 朱
馬場 朝子
青木 悦朗
島田 祐子
福山 亮三
上田 誠一
田尻 和子
他、2名

団体会員
(順不同/敬称略)

百草園
玉名牧場
合同会社有機生活
熊本県有機農業研究会 種苗部
㈱共同・ママトコキッチン
千草会
㈱竹組
熊本県農業者連絡会
日本ミツバチを守る会
あらお農業を考える会
ビストロ シェ・ル・コパン
(有)くまもと有機の会
グリーンコープ生活協同組合くまもと
自然食品と雑貨の店 pokapoka
認定こども園・たまきな幼稚園
九州産直クラブ
他、5団体