くまたねとは

ぼくを農薬で殺さないで!ハチミツ分けてあげるから。おまけで花粉団子もあげちゃうよ。
くまたね会報

くまたねの活動状況や今後の予定について、詳しく掲載しています。
(不定期発行)

2025年5月
2024年1月 ②タネと食料安全保障特集号
2024年1月 ①給食特集号
2023年6月
2022年12月

「くまもとのタネと食を守る会」は、2019年5月に「主要農作物種子条例化実行委員会」として発足し、同年6月1日に「くまもとのタネと食を守る会」と改称して、県内の団体・個人に協賛をいただく形で、多くの活動を走るように担ってまいりました。協賛をいただいた団体は48団体。勉強会への参加は延べ人数で390名にもなります。

その主な活動は、①地方議会に意見書の提出をもとめる運動、②山田正彦氏、印鑰智哉氏、安田節子氏、宇根豊氏の4人の講師による学習会等の開催、③県議会への請願書の提出等です。その結果、自民党議員団も動き、当初考えていた以上に早いテンポで運動が広がり、2019年12月に熊本県主要農作物種子条例化という成果を勝ち取ることができました。

これをもって、当団体は当初掲げた目標の条例化の役割を終えることとなりました。

しかし、これまで協賛をいただいた多くの団体・個人の皆様と、勉強会を通して共有してきた食の未来をつくる運動は、これからがその真価を問われることになります。
次世代に残す食と農に悔いのない活動を持続するため、熊本の食と農の未来を皆様とともに作っていく会員によって構成される組織として新たなスタートをきりました。

2020年6月

本会はくまもとのタネと食を守ろうとする人々が出会い、その出会いによってタネと食を守るための社会変革を起こす土台となることを目的としています。そのために、他団体とのネットワークによる行動や、議会や行政との協同活動もおこいますが、そのあり方は草の根市民運動として、どこの党派にもよらないことを原則としています。

これまでの経緯

2019年
2019年3月「わたしたちのタネと食はどうなる!?」勉強会開催 
(講師:山田正彦氏)
2019年5月主要農作物種子条例化実行委員会発足
2019年6月シンポジウム「主要農作物種子条例をめざして!」開催
(講師:山田正彦氏)
上記実行委員会を「くまもとのタネと食を守る会」へ改称
2019年9月熊本県議会へ「主要農作物種子法廃止に際し、市民の食糧主権と食の安全を守るため、熊本県独自の条例化を求める」請願書提出
2019年11月タネをまもる、いのちをつなぐ ~世界に広がるアグロエコロジーとは~ 勉強会開催
(講師・印鑰智哉(いんやくともや)氏)
2019年12月県議会で主要農作物種子条例制定
2020年
2020年1月「いのちをつむぐタネと安心な食を次世代へ」勉強会開催
(講師:安田節子氏)
2020年2月「ゆたかな暮らしを未来に~農本主義のすすめ~」勉強会開催
(講師:宇根豊氏)
2020年6月新たな体制による「くまもとのタネと食を守る会」発足
2020年6月県選出の国会議員の事務所や農協中央会訪問
2020年7月国会において種苗法改定審議見送り
2020年8月「日本の種を守る~日本の農業と食の安心安全~」勉強会開催
(講師:川田龍平氏)
2020年9月「除草剤グリホサート等 農薬のヒトへの毒性について」勉強会開催
(講師:木村-黒田純子氏)
同日熊本県の学校給食のパンに使う小麦を国産小麦にすることを要望する署名活動キックオフ
2020年11月7日国会での審議前に緊急集会を開催。オンラインによる「たねは誰のもの」上映
2020年11月8日「食品添加物でつくる出汁と、鰹節と昆布でつくる出汁を体感するワークショップ」開催
(講師:上月宗広氏 古閑恵子氏)
2020年11月11日種苗法審議入り
同日「日本の種子を守る会」等が、連日、国会前でのアクションをはじめる
2020年11月17日自由民主党、立憲民主党・社民・無所属、公明党、維新の会、国民民主党の5派共同提案された付帯決議が採択される
2021年
2021年1月1日会員に年賀状にて、種苗法の成立と今後のことを報告
2021年1月12日小麦生産者と学校給食に関する勉強会 於:ママトコキッチン+zoom
2021年1月30日韓国から有機の給食を学ぶ意見交換会(くまもと有機農業推進協議会)に協力
2021年2月6日自家採種をすすめる、熊有研・種苗部主催の「春の種苗交換会」に協力 @七城温泉ドーム 25名参加
2021年2月20日熊本県教育委員会より要望への回答書受領
2021年3月24日「熊本県教育委員会の回答についてのご報告及び提案」賛同団体・個人へ発送作業
2021年3月〜「ゲノム編集などの遺伝子操作をされていない」という自主表示プロジェクトの検討会に参加
2021年5月2日くまたね会員会議&「おしえて!いんやくさん」講演会 
@zoom+会場パレア 100名参加
2021年5月16日〜いんやくさん講演会 youtube配信
2021年7月13日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2021年7月20日熊本県議会議員(⻄聖一県議、磯田毅県議)と学校給食について面談
2021年7月24日全国各地で学校給食を有機・オーガニックにしようと活動する方達とのオンライン交流会で学校給食署名プロジェクト活動報告
2021年7月1日全国学校給食ネットワーク「オーガニック給食マップ」に活動レポート寄稿
2021年7月31日#最近の農薬知ろうよ 連続講座第1回「完璧に白いお米欲しいですか?」
2021年8月21日#最近の農薬知ろうよ 連続講座第2回「特別栽培米(減農薬栽培米)って何ぞや!?」
2021年8月23日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2021年9月12日Denkikanでの「食の安全を守る人々」映画上映でゲノム編集のチラシの配付やタネの配付をおこなう
2021年9月25日#最近の農薬知ろうよ 連続講座第3回「現場ではどうしてる?〜農薬の使い方と認証のシステム〜」
2021年9月26日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2021年10月30日#最近の農薬知ろうよ 連続講座第4回「田んぼに行こう♡実際のお米作りを感じるワンデーTrip」 インスタライブ同時配信
2021年11月13日14日フェアトレードシティ熊本市10周年でタネや学校給食のアピール
2021年11月28日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2021年11月27日県選出の国会議員6名に種子関係と学校給食関係の公開質問状を送付しましたが、回答は0でした。
公開質問状を送付した県選出の国会議員・木原稔氏 ・⻄野太亮氏 ・坂本哲志氏・金子恭之氏 ・馬場成志氏 ・松村祥史氏
2021年12月2日小⻨に関する製粉会社聞き取り⻄聖一県議、磯田毅県議に同行し、意見交換
2021年12月4日〜6日プレイズナディーでの「食の安全を守る人々」映画上映でゲノム編集のチラシの配付やタネの配付をおこなう
2021年12月9日熊本県議会の傍聴 ゲノム編集への問題提起とくまたねが提起した学校給食の有機化、学校給食のパンの小⻨粉を国産・県産に変える要望についての質疑あり
2021年12月12日#最近の農薬知ろうよ 連続講座 課外授業 植物染めで蜜蝋ラップづくりワークショップ
2021年12月14日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2022年
2022年1月15日健軍文化ホールでの「食の安全を守る人々」映画上映でゲノム編集のチラシの配付やタ ネの配付をおこなう
2022年1月27日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2022年2月1日熊本県内45市町村に、ゲノム編集トマト受け取り拒否要望書を届け、17自治体・23部局より回答が届く
2022年2月16日議員との意見交換会zoomで開催 30名の参加
2022年2月19日タネと未来くまもと主催の種苗交換会へ協力
2022年3月21日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2022年3月24日熊本県教育委員会へ「学校給食にグリホサートの残留するパンを使わないで」の署名780筆を追加で提出
2022年4月熊本県の許諾方針とともに、登録品種以外は自家採種やタネの交換は可能という情報を、くまたねのHPやMLで公開した
2022年4月28日考えてみよう タネのこと命のこと〜講演会と種とり人発掘の集い〜
⻑野克也氏講演会 & くまもとのタネ採り人の発掘
 62名参加
「くまもとのタネと食を守る会」と「タネと未来くまもと」との共催
2022年5月7日くまたねのHPに「くまもとのたねとり人マップ」をアップ
たねと未来くまもと&くまたねの共同作業
2022年7月16日動画#カエルでもわかる農薬の話1回目撮影 「デトックスの経験者に聞いてみた」
2022年7月30日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2022年8月くまたね版デトックスプロジェクト モニター応募締め切り
2022年8月22日学校給食のパンが国産小麦100%(県産70%)に変わるという連絡が入る
2022年8月25日デトックスプロジェクト説明会 コロナのためzoom主体に 16名応募者
2022年9月1日荒尾市議会にゲノム編集トマトに関する請願提出への協力
2022年9月4日デトックスプロジェクトモニター開始
食材と尿検査グッズ、食生活記録表など配布
2022年9月11日学校給食プロジェクト・なんでも相談会オンラインミーティング
2022年10月1日教えていんやくさんpart2  オンライン&サテライト会場
「ゲノム編集のモヤッとをスッキリにかえる!」
2022年10月3日動画#カエルでもわかる農薬の話2回目撮影(八田純人氏)
「蜂も泣いてる!ネオネコチノイドの、なぜ? なに?」
2022年10月8日菊池市の学校給食を考える会「食の安全を守る人々」上映 協力
2022年10月26日オーガニック給食フォーラム サテライト会場を設置し参加
主催・熊本市の学校給食を考える会(準備会)
2022年11月17日動画#カエルでもわかる農薬の話3回目撮影(星信彦氏)
「使い方を守ってれば、農薬も安全て本当ケロ?」
2022年12月10日デトックスプロジェクト報告会 (熊本市中央公⺠館) (32 名参加)
2023年(1月〜3月)
2023年1月21日動画#カエルでもわかる農薬の話4回目撮影(天笠先生)
「国のみどりの食糧戦略で開発されるらしい RNA 農薬ってなーんだ?」
動画#カエルでもわかる農薬の話番外編撮影
「ネオニコ豆知識 商品にはネオニコとは書いてない、どうする?」
2023年度

全体事業・学校給食プロジェクト

2023年7月22日長野克也氏講演会&夏季種苗交換会 @大江コミュティセンター「今、たねとりがアツい」 44名の参加
2023年7月22日学校給食プロジェクトから講師派遣@学校給食を考える福岡市連絡会総会(福岡あいれふ)
『熊本県の学校給食パンの小麦を国産小麦にしてください ~私たちが伝えたかったこと~』
2023年9月9日鈴木宣弘氏講演会 @現代美術館アートロフト 「どうする私!鈴木宣弘さんと参加者で作ろう、備えのカタチ!」100名の参加
2023年12月1日学校給食プロジェクトから講師派遣@グリーンコープ生協ふくおか 大牟田支部『「給食を有機にするっ隊」トークライブ第3弾 ~国産小麦化までの道のり~』
2024年1月会報発行
①「つなぎファーム」プロジェクトを展開する津奈木町の紹介など、タネと食の安全保障特集号」
②「変わるとイイナから一歩踏みだす学校給食 特集号」中学生現役の美咲さんの漫画いりの画期的会報です

アクト・ビヨンド・トラスト助成事業

2023年4月16日スタッフ会議(今年度事業の確認)
チラシ作成
2023年5月8日八代生活環境事務組合を訪問 勉強会
2箇所採水して、ネオニコと硝酸態窒素の検査に送る(1回目)
周辺の環境の確認もおこなった
2023年5月17日中地重晴先生と意見交換@熊本学園大
2023年5月26日スタッフ会議(企画実施にむけた役割分担)
2023年6月21日中地重晴先生 勉強会(zoom)
2023年7月1日スタッフ作業 @きつつき
2023年7月12日八代市水道局を訪問 勉強会
3箇所採水し、ネオニコと硝酸態窒素の検査に送る(2回目)
周辺の環境の確認もおこなった
2023年7月15日山室真澄先生 勉強会(zoom)
2023年7月30日スタッフ会議(zoom)
親子で学ぶオーガニックの担当と実施方法の確認
2023年8月19日親子で学ぶオーガニック @MamaAngel*s 事前打ち合わせ
2023年8月20日親子で学ぶオーガニック @MamaAngel*s (11名参加)
2023年8月25日親子で学ぶオーガニックの反省を含めたスタッフ会議 (zoom)
「カエルの動画」宣伝のためのカードをつくる 1500枚
2023年9月16日親子で学ぶオーガニック 果実の木とのコラボ 事前打ち合わせ リハーサル
2023年9月20日3箇所採水し、ネオニコと硝酸態窒素の検査に送る(3回目)周辺の環境の確認もおこなった
2023年9月26日親子で学ぶオーガニック 果実の木とのコラボ @有機生活 (果実の木に通う発達障害の子供11名 親3名 先生1名 スタッフ6名)
2023年10月9日スタッフ会議(カエルの動画作成や報告会の検討)
2023年10月28日親子で学ぶオーガニック 有機生活屋外テント
2023年11月8日3箇所採水し、ネオニコと硝酸態窒素の検査に送る(4回目)
2023年11月11日親子で学ぶオーガニック どんたけし農園の手作りログハウス
2023年11月27日スタッフ会議(尿検査の結果の共有 報告会でパックテストをやることなど)
2024年1月4日スタッフ会議(報告会のチラシ作成検討と当日の役割分担など検討)
2024年1月10日3箇所採水し、ネオニコと硝酸態窒素の検査に送る(5回目)
2024年2月5日スタッフ会議(これまでの事業内容の共有と評価の検討)報告会の集客の方策
2024年3月2日「硝酸態窒素とネオニコチノイド系農薬をしらべる水の検査報告会」
講師:中地重晴氏
@熊本市国際交流会館
2024年3月9日カエル動画 『カエルでもわかるくまもとの水の話』撮影
2024年3月下旬くまたねHPにアップ

「タネと未来くまもと」との協働

2023年3月11日『3.11いのちのわ タネの交換ブースの見学』と『Organic Marketの見学』 @大分市若草公園
2023年7月22日『今、たねとりがアツい』 
 長野克也先生の講演会&2023夏季種苗交換会
 大分県の地域に根差した種の交換会の実績報告
  講師 小山敬晴(大分大学経済学部)
  深瀬雅子(農園てとて)
共催:くまもとのタネと食を守る会
@大江コミュニティーセンター
2024年1月28日2024冬季種苗交換会 @かごしま環境未来館
共催:つるさね農園、くまもとのタネと食を守る会
協力:NPO法人鹿児島県有機農業協会
2024年4月24日GMOフリーゾーン運動全国交流集会inくまもと 
 @くまもと森都心プラザ5F プラザホール
タネのライブラリー(図書館のようにタネを貸し出す)コーナー初挑戦。
20種類の作物のタネの配布をした。
可能な場合タネを採って少しでもまた返してもらえるようご案内した。
随時くまもとのたねとり人マップ 更新

「GMOフリーゾーン運動交流集会inくまもと」への参画

2023年7月6日第4回実行委員会
全体確認事項:・全体スケジュール案の共有
       ・イベント全体のラフ案共有
       ・財政面について独立採算制 ほか
くまたねより:・在来種・生産現場の実際について
       ・種のライブラリーコーナーの要望
2023年8月3日第5回実行委員会
全体検討事項:・横断幕や看板の設置について ほか
くまたねより:・チラシ案等へ意見や提案を述べた
2023年9月7日第6回実行委員会
全体検討事項:・グッズについて ほか
くまたねより:・パネリストに決まる
2023年10月5日第7回実行委員会
全体検討事項:・参加枠按分数について 
       ・基調講演演題について検討 ほか
くまたねより:・参加枠に希望人数を伝えたりした
2023年10月30日第8回実行委員会
全体検討事項:・タイムスケジュール検討 
       ・グッズの按分数について ほか
くまたねより:・ゲノム編集トマト店舗流通について
   →天笠先生より全国の現状について共有された
2023年11月30日第9回実行委員会
全体検討事項:・タイムスケジュール検討 
       ・在来種のライブラリーコーナー承認
くまたねより:・グッズの購入28,000円
   (→くまたね事務局基金より支出)
   (GMO交流集会チラシ作成→会報誌と共に送付)
   (グッズ販売チラシ作成→会報誌と共に送付)
   (OKシードさん情報共有)
2024年1月11日第10回実行委員会
全体検討事項:・会費・交通費について共有 ほか 
くまたねより:・在来種ライブラリーに2長机要望
   (ゲノム編集トマト周知チラシ作成完成)
2024年2月8日第11回実行委員会
全体検討事項:・配布用冊子修正など ほか 
くまたねより:・参加申込み報告と書籍販売の要望
       ・ゲノムトマトチラシ折込の要望
2024年2月16日リハーサル 森都心プラザでの通しリハーサル参加
2024年2月24日大会開催一日目(くまたねから会員が多数参加)
【 基 調 講 演 】
「食とタネの危ない現状」
   講師 鈴木宣弘先生・山田正彦先生
【パネルディスカッション】
「食べるってどういうこと?~食べものの本来の姿やあり方~」
  コーディネーター 天笠啓祐氏 
  パ ネ リ ス ト ・間司氏(くまたね)・水産関係・卵生産者・消費者代表
【ロビーブース企画】
 『たねと未来くまもと』在来種の種採り紹介・タネ配布
 シードライブラリー出展:タネの資料展示と配布を行った。よければタネを採って少しでもまた返してもらえるようご案内した。
 『くまたね』報告書や書籍の販売
 同ブース内で『OKシードプロジェクト』(事務局2名)参加
 ガイドブック『神話と現実』販売他。
【懇親会】
 全国の生協や活動団体、グリーンコープの皆さんと交流、くまたねのアピールもした。
2024年2月25日大会開催2日目
「オーガニック給食を広めよう!」学習会
  山田正彦先生・・全国オーガニック給食フォーラムについて
  纐纈美千世氏・・全国のオーガニック給食の状況
2024年3月7日第12回実行委員会 実行委員一人ずつ感想を述べた
実行委員長によるGMO交流集会の総括

代表

田尻 和子 田尻法律事務所・弁護士
安心で安全な食は命を守る根源です。安全な食のためには、生産者が安心して安全な 作物作りを継続できなければなりません。「種を制するものは世界を制す」といわれる ように種は重要です。国民の安心安全な食糧供給には、国自身が種子・種苗を守っていか なければならないのです。しかし、種子法廃止、種苗法改定は、国が責任を放棄することを意味します。 困るのは生産者だけではありません。安全な食、水、空気を求めるのは生きる権利そのものです。生き る権利を奪いかねない法律は憲法違反といわざるを得ないのです。今を生きるものの責任として、未来 を担う子供たちのために、食にかかわる法律や農薬除草剤、遺伝子組み換えなど、命に関わる問題を考 える人の輪を広げていくことを始めましょう。

副代表・マネージャー・幹事

(あいうえお順)

上田 誠一 (うえだ せいいち)
熊本県農業者連絡会 代表。
植木町でスイカとお米を作っています。 阿曽田さんを殿と言っています。

内田 朋昭(うちだ ともあき)
熊本県有機農業研究会 種苗部・部長。就農して10年目の有機野菜農家で今年から熊本有機農業研究会種苗部部長を務めさせて頂いております。在来種や固定種の種や苗を守り学んで、未来に伝えて行ける活動を頑張って行きたいと思います。

草場 規容子(くさば きよこ)
消費者。元々食品の安全性について関心がありました。自然災害や食糧危機、水問題など、課題は沢山あるけど、素朴な暮らしは守りたい。モットーは「誰かの不幸の上に、自分の幸せはない」これからも学び続けます!

國本 聡子 (くにもと さとこ)
地域に伝わる味・食・技術が消失したら世界は楽しくなくなる。だから私は猫の額の庭で種を蒔いては育てて種を取る暮らしを始めました。 植物染色活動家。丑年。

中里 千恵 (なかざと ちえ)
「人は食べものでできている」ことを自身や家族の体験をとおして実感。それが、環境問題、社会問題、人間の精神世界へとつながっていることを知り、『人は意識によってできている』(人の体と心は、人の意識がつくりだす有形・無形あらゆるすべてのものによってできている)と気付く。
幸せな社会を築くために、今実践できることは何か。伝えるべきことは何か。不器用でも挑んでいきたい。
菊池市の学校給食を考える会代表。

間 司(はざま つかさ)
有機農業の百草園代表、熊本県有機農業研究会種苗部部員。30 年近く種苗交換会という形で在来種、固定種を守る活動を 続けてきました。種取りは農業の営みの一部。それを原則禁止にするという種苗 法の改定に反対!

間 澄子(はざま すみこ) 事務局長兼任
環境省・環境カウンセラー、日本の種子 を守る会・会員、有機農業。国が廃止した種子法を県の条例で守るなんて、素晴らしい体験でした!それをやった皆さんと一緒に、次の一歩を歩めて幸せです。

宮本 千香子(みやもと ちかこ)
たねと未来くまもと事務局。稲作を中心に、在来種固定種野菜の自家採取に取り組む。

吉岡 明日香(よしおか あすか)
主婦。家族の病気発症から、さまざまなモノ・人・体験を通じ対策を考えるように。特に食に対し、草の根活動を楽しみながらゆる~く模索中☆彡

吉田 譲(よしだ ゆずる)
NPO法人秀明自然農法ネットワーク理事、(有)秀明ナチュラルファーム熊本代表。20代の時に体を患い、食の大切さを感じ、人は食べ物で出来ている事を実感。そのことがきっかけとなり、自分達で安全な農作物を作ることを始め、農薬、化学肥料不使用、自家採種(在来種を中心)でお米、野菜等の栽培を30年取り組んでいます。

監事

古荘 洋子(ふるしょう ようこ)
熊本いのちと土を考える会。考える会の消費者として通算40年以上になります。種苗に目覚めたのは、小川町で、長野自然農法研究所の方から、種の不思議さの話しを聞いた時です。その後、長崎の岩崎さんの畑での勉強会で、紅心大根と人参の種の取り方と、そのすばらしさ、又、その時畑一面の小松菜の美しい色、これが有機農業だと感激した事、今だに忘れられません。このすばらしい世界を、おいしさと一緒に、子供達へ繋いでいきたいと考えます。

顧問

長野 克也(ながの かつや)
1955 年熊本県生まれ。東京農業大学出身(農学博士)。東海大学農学部教授(植物遺伝資源学研究室)を2021 年に退職、現在は東海大学農学部非常勤講師を務める。阿蘇の草原保全(環境省)や 恋路島の植生の保護に関する研究(水俣市)、熊本市環境保護地区指定候補地精密調査(熊本市)他多数に携わる。
タネを語らせたら日本一!の、タネを求めて世界を旅する種とり人。
“タネは動けない植物にとっての生き残り戦略”。面白くないはずがない!

個人会員
(順不同/敬称略)

草場 規容子
間 司
間 澄子
福冨 かおる
東 奈津子
中村 綾子
吉岡 明日香
太田黒 公英
宮本 千香子
國本 聡子
山下 初男
平岡 朱
馬場 朝子
青木 悦朗
島田 祐子
福山 亮三
上田 誠一
田尻 和子
他、2名

団体会員
(順不同/敬称略)

百草園
玉名牧場
合同会社有機生活
熊本県有機農業研究会 種苗部
㈱共同・ママトコキッチン
千草会
㈱竹組
熊本県農業者連絡会
日本ミツバチを守る会
あらお農業を考える会
ビストロ シェ・ル・コパン
(有)くまもと有機の会
グリーンコープ生活協同組合くまもと
自然食品と雑貨の店 pokapoka
認定こども園・たまきな幼稚園
natural natural産直便
他、5団体